いびきは、
体からの SOSサインです。
朝、スッキリ目覚めていますか?
日中の眠気、寝起きの頭痛、口の中が乾燥する感じはありませんか?
その「いびき」、実は命に関わる病気かもしれません。
当院は睡眠時無呼吸症候群を専門に診療するクリニックです。
🌙 治療で取り戻せる、静かな夜
CPAP治療中の患者さんのイメージです。
マスクを着けても、こんなに自然に眠れます。
いびきが消え、隣で眠るご家族も静かな夜に。
あなたは大丈夫?
当てはまる症状をチェックしてみてください
3つ以上当てはまったら、睡眠時無呼吸症候群の可能性があります
睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは?
睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、眠っている間に気道が繰り返しふさがり、 呼吸が10秒以上止まってしまう病気です。 1時間に5回以上起きると「SAS」と診断されます。
夜中に何十回も呼吸が止まることで、深い睡眠がとれず、 体と脳に深刻なダメージが蓄積していきます。 「単なるいびき」として放置されているケースが非常に多いのが現状です。
実は成人の約25%に認められ、日本では約900万人が罹患していると推定されています。 そのうち約80%が未診断・未治療のまま過ごしています。
🫁 のどの断面で見る SAS のしくみ
あおむけで眠ると、重力で「舌」や「のどの奥のやわらかい部分(軟口蓋)」が沈み込み、
空気の通り道をふさいでしまいます。これが一晩に何十回もくり返されるのがSASです。
放置すると怖い!
SASの合併症リスク
「いびきだから大丈夫」は禁物。治療しないと命に関わる病気につながります。
脳卒中リスク
中等症〜重症SASでは脳卒中のリスクが男性で4倍、女性で2倍に上昇します。
認知症・認知機能低下
夜間の低酸素が続くと海馬が縮小し、記憶力・集中力が低下。認知症リスクも高まります。
交通事故リスク
昼間の強い眠気による居眠りで、交通事故リスクが3倍になります。
心血管死リスク(重症)
重症SASを放置すると、心血管疾患による死亡リスクが最大5.9倍に上昇します。
高血圧との合併
SAS患者の50%に高血圧が合併。難治性高血圧の95%にSASが潜んでいることも。
心房細動リスク
SASは心房細動(不整脈)のリスクを約1.7倍に増加させます。心房細動がある方の約8割にSASが合併しているとの報告もあります。
緑内障リスク
睡眠時無呼吸症があると緑内障のリスクは約1.3〜3.7倍に増加することが分かっています。特に正常眼圧緑内障に関連があるといわれています。
これらのリスクは、SASを適切に治療することで大幅に軽減できます。
早期発見・早期治療が、あなたと家族の未来を守ります。
いびき診療の流れ
検査は自宅でできます。入院の必要はありません。
🏥 ご受診・問診(所要約15分)
まずは外来にてご相談ください。いびきの状況・日中の眠気・睡眠の質についてお伺いします。簡単なアンケート(STOP-BANG)にお答えいただき、検査の必要性を判断します。
🏠 在宅睡眠検査(簡易PSG)
「病院に泊まるの?」と心配な方へ——自宅でできます! 軽量な検査機器をお持ち帰りいただき、普段通りに寝るだけ。翌朝、機器をご返却いただきます。
📊 結果説明・重症度判定
数日以内に検査結果をご説明します。AHI(無呼吸低呼吸指数)で重症度が判定されます。
| 重症度 | AHI(無呼吸低呼吸指数) | 対応 |
|---|---|---|
| ✅ 正常 | 5回未満 / 時 | 経過観察 |
| 🟡 軽症 | 5〜15回 / 時 | 生活改善 + 経過観察 |
| 🟠 中等症 | 15〜30回 / 時 | CPAP治療を検討 |
| 🔴 重症 | 30回以上 / 時 | CPAP治療が必要 |
💊 治療開始・月1回もしくは2ヶ月に1回フォロー
検査結果に基づき、最適な治療プランをご提案します。中等症〜重症の方にはCPAP療法をお勧めします。月1回もしくは2ヶ月に1回の外来フォローで、しっかりサポートします。
CPAP治療で、
眠りの質が劇的に変わります
CPAP(シーパップ:持続陽圧呼吸療法)は、睡眠時無呼吸症候群の最も効果的な標準治療法です。 就寝中に小型マスクを着用するだけで気道を空気圧で広げ、無呼吸を防ぎます。 手術不要・薬不要のシンプルな治療法です。
CPAPは眠りだけでなく、
日中のパフォーマンスを変える治療です。
会議・作業の質が上がる
うっかりミスが減る
大きく下げる
日中の強い眠気は、集中力・判断力・記憶力を奪い、仕事の生産性を静かに下げ続けます。 CPAPで無呼吸がなくなり深い睡眠が戻ると、「頭がクリアな状態」で1日を過ごせるようになったという声を多くいただきます。 治療は睡眠のためだけでなく、あなたの仕事のパフォーマンスを取り戻すための投資でもあります。
💤 CPAP治療中の睡眠イメージ
枕元の小型マシンからやさしい空気を送り、眠っている間の気道を開いた状態に保ちます。
寝返りも普段どおり。手術不要・薬不要のシンプルな治療です。
無呼吸がほぼゼロに
AHIを5回/時未満に正常化
ぐっすり眠れる
睡眠の質が大幅に改善
朝の目覚めスッキリ
頭痛・倦怠感が解消
昼間の眠気がなくなる
仕事・運転のパフォーマンス向上
心血管リスクが低下
高血圧・脳卒中リスクを軽減
パートナーも快眠
いびきが解消し夫婦で快眠
💤 現代のCPAP機器について
静音設計・小型・軽量。
マスクのタイプも豊富で、
顔の形や好みに合わせて選べます。
ほとんどの方が1〜2週間で慣れます。
💴 保険適用について
✔ 中等症以上(簡易検査でAHI 30回/時以上、
精密検査(PSG)でAHI 15回/時以上)と
診断された方は健康保険が適用
✔ 月1回の外来受診を続けることが条件
✔ 機器レンタルを含めた自己負担は
月数千円程度(3割負担の場合)
✔ 追加費用なし・安心のサポート
Q. 苦しくないの?
→ 最初に違和感がある方もいますが、
1〜2週間で慣れます。
Q. うるさくないの?
→ 最新機器は図書館並みの静音設計です。
Q. 旅行や出張は?
→ 小型・軽量なので持ち運び可能です。
治療法は4つ。
その中でCPAPが選ばれる理由
「使っている間はしっかり効く」ことと「体質そのものが変わる」ことは別物です。それぞれの得意・不得意を知ることが、治療選びの近道です。
睡眠時無呼吸症候群の治療には、大きく分けてCPAP・マウスピース・手術・減量の4つがあります。
いちばん大切なポイントは、「着けている間はほぼ100%効く」のがCPAPだけということ。
他の方法は原因や体質によって効果に差が出やすく、CPAPは誰にでも安定した効果を出せる、いちばん頼れる選択肢です。
CPAP治療
正しく着けて眠っている間は、物理的に気道が開くため無呼吸がほぼゼロになります。 唯一の弱点は「毎晩続けること」ですが、当院では最初の1〜2週間を一緒に伴走することで、この壁を越えるお手伝いをしています。
マウスピース
下あごを少し前に出して固定し、のどの奥を広げます。持ち運びが楽で慣れやすい一方、 重症の方には効果が出にくく、あごの痛みが出ることもあります。
手術
原因がはっきりしている場合は高い効果が期待できます。ただし肥満が原因の場合は効果が出にくく、 数年後に再発することもある治療法です。
⚠️ のどの粘膜を焼くレーザー治療については、無呼吸そのものを改善する効果は乏しいとして、学会では推奨されていません。いびきの音を小さくする目的の施術と、無呼吸症候群そのものの治療は分けて考える必要があります。
減量・生活改善
体重を10%減らすと無呼吸の回数が約30%、20%減らすと約50%減るというデータがあります。 唯一「卒業」の可能性がある方法ですが、時間と根気が必要です。
| 治療法 | 向いている方 | いちばんの強み | 知っておきたいこと |
|---|---|---|---|
| 💤 CPAP | 中等症〜重症 | 着けている間はほぼ確実に無呼吸を防ぐ | 毎晩続けることが鍵(最初の慣れが大切) |
| 🦷 マウスピース | 軽症〜中等症 | 身軽で旅行にも持って行きやすい | 重症の方には効果が出にくい |
| 🏥 手術 | 扁桃腺肥大など | 器具なしで生活できる可能性 | 肥満が原因だと効果が出にくく、再発もある ※レーザー治療は学会で推奨されていません |
| 🚶 減量・生活改善 | 体重が原因の方 | 治療そのものを卒業できる可能性がある唯一の方法 | 効果が出るまで時間と根気が必要 |
💡 知っておいていただきたいこと
8年後の生存率
脳梗塞・心筋梗塞リスク
生存率
マウスピースや手術、減量にはそれぞれ良さがありますが、「今夜からリスクを下げたい」という方に、いちばん確実で即効性があるのはCPAPです。 まずはCPAPで無呼吸のない夜を取り戻しながら、ご希望があれば減量など根本的な改善も並行して進める——それが当院がおすすめする、いちばん安心できる進め方です。
睡眠時無呼吸を「専門」に診るから、
できることがあります
「CPAPって、つらそう…」「自分に続けられるか不安…」——そう感じていませんか?
実は今、CPAPは機械もマスクも"あなたに合わせて選べる"時代です。
当院は睡眠時無呼吸症候群の専門外来として、一人ひとりに合う治療を一緒に探します。
複数メーカーのCPAPから
あなたに合う1台を
CPAPはメーカーごとに個性があります。当院では国内外4メーカーの最新機種を取り扱い、 眠りのタイプやお悩みに合わせてご提案。使ってみて合わなければ、途中で機種を替えることもできます。
マスクは3タイプから
顔に合わせてフィッティング
鼻を覆うタイプ、鼻に軽く当てる小さなタイプ、口呼吸の方向けの鼻と口を覆うタイプ。 顔の形・呼吸のクセ・肌の感じ方に合わせて、いちばん快適なマスクを一緒に選びます。
毎晩の治療データを
クリニックが見守り
CPAPの使用状況は毎晩自動でクリニックに届きます。使えた時間や無呼吸の回数を医師が確認し、 診察では「前回よりここが良くなっていますよ」と目に見える形でお伝えします。
しっかり反応タイプ
いびきや無呼吸にすばやく反応。無呼吸がなかなか減らない方に。
やさしい圧タイプ
できるだけ低い圧で動く設計。空気の圧で目が覚めてしまう方に。
持ち運びタイプ
約300gの小型軽量。出張や旅行が多い方に。
🌬️ マスクは3タイプ。「どれが快適か」は人それぞれです
同じCPAPでも、マスクが顔に合うかどうかで快適さは大きく変わります。
当院では実際の着け心地を確かめながら、お顔の形と呼吸のクセに合う1つを一緒に選びます。
まず試したいスタンダード
① ネーザルマスク
- 初めてCPAPを使う方
- 口呼吸のクセを直したい方
- 迷ったらまずこのタイプから
鼻だけで呼吸するタイプで、いちばん多くの方に選ばれているバランス型です。 寝ている間に口が開いてしまう方は空気が漏れやすいことがあるため、その場合は他のタイプをご提案します。
圧迫感が苦手な方へ
② ピローマスク
- マスクの締め付け・圧迫感が苦手な方
- 朝、顔にマスクの跡を残したくない方
- 視界が広い方が安心できる方
顔に触れる部分が最小限のコンパクトなタイプです。 鼻先に直接風を感じるため最初は少し慣れが必要なことがありますが、「着けている感じがしない」と好評です。
鼻づまり・口呼吸の方へ
③ フルフェイスマスク
- 慢性的な鼻づまりがある方
- 口を開けて眠るクセのある方
- 鼻だけの呼吸では息苦しさを感じる方
鼻でも口でも呼吸できるので、口呼吸でも治療効果をしっかり保てます。 顔に触れる面がやや広いため、肌が敏感な方はフィッティングの際にお気軽にご相談ください。
💬 「CPAPをやめたい」と思ったら、ガマンせず教えてください
こうしたお悩みの多くは、機械やマスクを替えるだけで解決できることが分かっています。
「合わないから中止」ではなく、「合うものに替えて続ける」——それが専門外来である当院の考え方です。
まずは次の診察で、今いちばん気になっていることを一言お聞かせください。それが快眠への小さな一歩です。
「CPAP、なんだか不安…」
その心配、みなさん同じです
CPAPをすすめられた患者さんのほとんどが、最初は同じ不安を口にされます。
不安を感じるのは、あなただけではありません。
当院は「頑張って慣れてください」という精神論は言いません。不安のもとを一つずつ、一緒に解消していきます。
「こんなものを着けて、本当に眠れるの?」
「空気を送り込まれるなんて、息苦しそう」
「見た目が病人っぽくて嫌」「音がうるさそう」
「一度始めたら、やめられなくなるのでは?」
🐾 いきなり夜に着けなくて大丈夫。「スモールステップ法」
「今夜からずっと着けて寝てください」——そんな高いハードルは設定しません。
昼間の"練習"から少しずつ。最初の夜は2〜3時間使えたら大成功です。
📺 まずは着けるだけ
昼間、テレビを見ながら電源を入れずにマスクだけ着けてみる。顔の感覚に慣れます。
🌬️ 風に慣れる
昼間に電源を入れて、風が出ている状態で顔に当ててみる。風の感覚に慣れます。
🛋️ 昼寝で試す
休日の昼寝など、短い時間だけ着けて横になってみる。
🌙 夜にトライ
夜の就寝時にチャレンジ。最初は2〜3時間使えたら大成功です!
診察では「まずはステップ2までできたら教えてくださいね」と、小さなゴールを一緒に決めていきます。
🔧 よくある困りごとは、「調整」で解決できます
がまんも根性もいりません。困りごとの多くは、機器の設定やマスクの調整で解決できることが分かっています。
「空気が強くて、息が吐けない」
「朝起きたら、マスクが外れている」
「口やのどがカラカラに渇く」
🤝 当院の「伴走サポート」
✔ 診察室で実機を体験してから始められます。風の感覚をその場で確かめ、疑問はその場で解決。
✔ 始めたばかりの時期は1〜2週間後に中間チェック。「合わないまま1ヶ月がまん」はさせません。
✔ 毎晩自動で届くデータを見ながら、「着けていた時間は無呼吸がほぼゼロでしたよ」と成果を一緒に確認。
✔ 目標は数値だけではありません。「眠気が軽くなったら、何をしたいですか?」——あなたの楽しみをゴールに、一緒に治療を続けていきます。
院長からのメッセージ
「いびきくらいで病院に…」
そう思っていませんか?
いびきは単なる生活習慣の問題ではなく、心臓・脳・血管に深刻な影響を与える疾患のサインです。 成人の4人に1人が罹患しているにもかかわらず、その多くが気づかないまま過ごしています。
毎朝スッキリ目覚め、昼間も元気に過ごせる——そんな当たり前の日常を、ぜひ取り戻してください。
当クリニックは睡眠時無呼吸症候群の専門外来として、在宅での簡単な検査から治療後のフォローまで一貫して行っています。
自宅で普段通りに眠るだけで検査が完了し、結果に基づいて最適な治療プランをご提案します。
複数メーカーのCPAPを取り扱っているため、治療を始めたあとも「あなたに合う機械・マスク」をきめ細かく調整できます。
CPAP治療を始めた患者さんから「こんなに違うとは思わなかった」「毎朝スッキリ起きられるようになった」
というお声を多数いただいています。
まずはお気軽に、いびき診療にいらしてください。
私たちがしっかりサポートします。
よくある質問
いびきがあれば全員がSASですか?
検査は入院が必要ですか?
CPAPは一生続けないといけないのですか?
CPAPの費用はどのくらいかかりますか?
女性もSASになりますか?
太っていないとSASにはなりませんか?
CPAPが自分に合わなかったらどうすればいいですか?
まずはお気軽にご相談ください
「いびきくらいで病院に行くのは大げさ」そう思っていませんか?
自宅でできる検査から始められます。いびき診療に、ぜひ一度いらしてください。